003 arecsのバンドレコーディング

arecsのバンドレコーディングは、3日間(11時間)・3曲・29500円という、従来のレコーディング業界では考えられない金額でリリースしています(Drレコーディング時のスタジオ代は別途)。さまざまな機材が進化したおかげで、このようなサービスが可能になりました。

具体的にレコーディングの流れを説明します。まず、Drレコーディング。スタジオを持たないarecでは、ドラマーさんがバンドリハや個人練でいつも使っているスタジオへ、エンジニアがレコーディング機材を持ってお邪魔します。そこで3時間、みっちりレコーディング。これで1日目が終わります。

2日目は、新宿のarecsルームにて、Ba、Gt、Voなどのパートを、PCベースのDTMでレコーディング。まずはBaさんが、収録済みのDrトラックに合わせて録ります。

ここで、従来のスタイルとは異なるメリットも。arecsルームでは、レコーディングシステムが2点あるため、Baさんが1曲目を終えて2曲目に取り掛かると、Gtさんが空いたシステムで1曲目に入れます。つまり、2パートが同時並行でレコーディングを行うことができるわけです。これを4時間で3曲分。ここまでが2日目です。

3日目は、同じくarecsルームで、録り終えた楽器隊の音源に合わせてVoレコーディング。並行して、2日目に録れなかった楽器隊パートを補充することももちろん可能です。そして、Voが終われば、メンバー立ち合いでミックスダウン。イコライザーだけで6社、30モデル以上。コンプレッサーも5社、20モデル以上。リバーブは7社、35モデル以上と、プロユースのプラグインを多数取り揃えているため、どんなリクエストにも応えることができます。

こうして、3日間(3時間+4時間+4時間)で、バンドの作品が3曲カタチになる、というわけです。

作例をひとつ挙げておきます。ロックバンド・GISEIFLYSの音源制作を担当しました。すべて、本稿でご説明したソリューションを用いています。ぜひチェックしてみてください。

風になる(Instrumental Track)/GISEIFLYS